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世界自然遺産登録に向けて

世界自然遺産登録までの流れ 地域の取り組み

◆ 世界自然遺産登録までの流れ

世界遺産登録の前提として、数年以内に推薦する物件の「暫定リスト」を、政府がUNESCO の世界遺産委員会に提出する必要があります。

世界遺産の推薦にあたっては、推薦地域の価値や保護管理体制を記述した「推薦書」を、政府から世界遺産委員会へ提出します。推薦書が受理されると、国際自然保護連合(IUCN)が、推薦地域の価値や保護管理状況などを現地調査します。


これらを元に、翌年7 月に開催される世界遺産委員会で審査されます。なお、世界自然遺産への推薦地域は、国の制度に基づく保護地域とされることが必要です。先に登録された知床は、国立公園などが既に指定されており、推薦候補地に選ばれた直後から推薦手続きが始まりました。

しかしながら、「奄美・琉球諸島」は、絶滅危惧種の生息地など、重要地域の一部は未だ十分に保護されていないことが指摘されています。そのため、登録には新たな保護地域の指定など推薦の条件を整えることが必要です。

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◆ 地域の取り組み
1. 希少野生生物をまもるとりくみ
  奄美大島では、島の生態系に大きな影響を与える外来種のマングースの根絶を目指して、環境省奄美野生生物保護センターが防除事業に取り組んでいます。平成17 年度からは専従スタッフ「奄美マングースバスターズ」を結成し、捕獲作業や島民への普及啓発活動、新しい捕獲技術の調査研究などを行なっています。
また、平成18 年7 月に、関係行政機関で「奄美希少野生生物保護対策協議会」を設置し、希少野生生物の保護に必要な対策の調整・協議を始めました。アマミノクロウサギの交通事故防止対策などを協議しています。

2. 奄美の自然を学ぶ
  子どもたちが奄美の自然を学ぶ教材として、「奄美群島の自然~ 生命あふれる島」(中学生用、小学生用)を作成しました。この教材は、群島内の小・中学校に配布され、総合学習の時間などで活用されています。
また、学校、保護者、地域のNPO などが連携しながら、子供たちへの環境教育を進めていくため、シンポジウム開催などに取り組んでいます。さらに、奄美群島の自然の価値や、世界自然遺産に登録された地域の取り組み事例などを島民はじめ広く県民にも知っていただくため、各地で「公開講座」を開催しています。

3. 奄美の自然を伝える
  奄美群島広域事務組合では、「奄美群島全体が博物館」という考えのもと「奄美ミュージアム構想」を策定し、貴重な奄美の自然を持続的に保全・活用し、さらに、奄美の自然や文化を国内外に情報発信する人材を養成するため、「人材育成講座」を各島で開催しています。

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