微生物データベース解説
利用上の注意点
  • 個々の微生物について、必ずしもすべての項目が存在するわけではありません。
  • 各微生物の詳細は、各保存機関カルチャーコレクションの微生物カタログ及びオンラインデータベースでご確認下さい。
  • 各微生物株の分譲に関する条件は、各保存機関で異なります。「生物資源の収集・保存機関」のページから「微生物」の収集保存機関一覧を参照し、各保存機関のWebページ等で条件をお確かめ下さい。
  • 製品を製造する過程、または、製造後の製品がアルコール度数1%以上を含む場合には、『酒税法』の規定により“酒類の製造免許”または、“酒母等の製造免許”が必要になります。
  • データは、2006年3月調査時点のものです。
データベース解説

奄美群島は多様な自然環境を有すること、黒糖焼酎やソテツ味噌などの伝統的な醸造・発酵食品が伝わっていることから、多様な微生物相を有すると考えられます。しかし、これまでに奄美群島をフィールドとした、微生物の収集や研究はほとんど行われていません。今後、調査研究が進むことで、新たな微生物や有用性のある微生物が発見される可能性が高い地域です。
 これまでに奄美群島から分離された微生物を、国内の微生物保存機関のカルチャーコレクションのオンライン・データベース及び微生物カタログの情報を元にリストアップしました。

項目
内容
分類 便宜上、1)細菌・古細菌、2)糸状菌・酵母、3)微細藻類、4)線虫、に分けています。
学名・命名者名・公表年 学名、命名者名、公表年は、判る範囲で記載しています。
保存機関 微生物の保存機関固有の略号。詳しくは「生物資源の収集・保存機関」のページから「微生物」の収集保存機関一覧を参照して下さい。
番号 各保存機関における当該微生物株の番号。右肩にTが付いたものは基準株を表します。
分離源 当該微生物が分離・採集された、奄美群島内の環境や宿主などを記載しました。
分離・採集年が判るものは記載しました。
備考 当該微生物株に異名、アナモルフ名(不完全世代の学名)、和名などがある場合は記載しました。
微生物株の分類学的情報や性質が判っている場合は記載しました。
当該微生物株にかかる特許等がある場合は、寄託先と特許番号を記載しました。