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野生植物
整理番号 64110
和名 ハマオモト
別名 ハマユウ
学名 Crinum asiaticum var. japonicum Baker
別学名 Crinum asiaticum L.
科名 ヒガンバナ
別科名
方言名 イサネクサ、イザネグサ、フーガー(喜界島)、サデク、フスブラ、ブラ(奄美大島)、シュービィター、シューピッタ(沖永良部島)、ハマユー(沖永良部島、与論島)、サベック(徳之島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 関東南部以西
民間療法 すりつぶした鱗茎を、害虫毒の解毒、皮膚潰瘍、捻挫、腫れ物、乳房炎に外用する。その他、おでき、解毒、嘔吐、解熱に薬効があるとされる。奄美群島では、焼いた葉を、皮膚病の吸出し、ヒエ抜きに用いる。
生薬名
その他の成分利用
有用・有毒成分 根は、有毒成分のアルカロイドのリコリン、クリミチンを含む。
食用
加工利用
植栽利用・観賞利用 庭園などの観賞用に栽培する。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./前田光康(1990)沖縄の民間療法と薬草.医聖社./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/東四郎・阿部美紀子・緒方信一・飛田洋・横田和登(1976)薩南諸島における伝承的薬用及び毒性植物調査報告そのII.奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島.鹿児島大学理学部紀要(地学・生物学)9:129-150./内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館.