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野生植物
整理番号 20820
和名 テリハボク
別名 ヤラボ
学名 Calophyllum inophyllum L.
別学名
科名 オトギリソウ
別科名 ツバキ
方言名 ドクギ(与論島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 栽培、逸出
民間療法 種子の油を発疹性皮膚病に、樹皮を殺虫、駆虫に、根を打撲傷、リウマチ、月経不順、出血に用いる。マレーシア地域では皮膚病や癩に用いる。インドネシアでは果実をリウマチ、乾癬、抜毛、癌に用いる。
生薬名
その他の成分利用 樹皮から樹脂がとれ、種子からとれる不乾性油(ヤラボ油)を、灯に用いる。
有用・有毒成分 種子の油脂は、カロフィリン酸、イノフェニン酸、カラウストラリン、イノフィリン酸、樹脂にはイノフィリン酸、カロフィロイド、γ-シトステロールを含む。
食用
加工利用 木目の美しい木材を、建築、家具、丸木舟に用いる。
植栽利用・観賞利用 観賞用、防潮樹、防風樹に用いる。
参考文献 初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館.