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野生植物
整理番号 26420
和名 シャリンバイ
別名 アツバシャリンバイ、タチシャリンバイ
学名 Rhaphiolepis umbellata Mak.
別学名 Rhaphiolepis indica var. umbellata Hatus.; Rhaphiolepis indica var. integerrima Kitamura
科名 バラ
別科名
方言名 チヤーチギ、チャーチ(与論島)、テァーチ、テヤチ、チャーチ(徳之島)、ティカチ、チャーチギ(沖永良部島)、テーチ、ミテチギ(奄美大島)、テーチギ(奄美大島、徳之島、沖永良部島)、テーチ、テーチギィ(奄美群島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 本州(西部)以西、小笠原
民間療法 葉は消炎作用があり、潰瘍の腫を煎汁で洗浄する他、打撲傷に用いる。
生薬名
その他の成分利用 大島紬の染料に用いる。
有用・有毒成分 樹皮は、大量のタンニンを含む。
食用
加工利用
植栽利用・観賞利用 庭園樹、街路樹に用いる。
参考文献 初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./鹿児島大学「鹿児島大学植物園の樹木たち」編集委員会(2004)鹿児島大学植物園の樹木たち.鹿児島TLO./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/朝比奈勝(1976).染織と生活第13号.染織と生活社./内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館./改定名瀬市誌編纂委員会(1996)食.改定名瀬市誌3巻民俗編,p.77-95.名瀬市役所/後藤捷一(1976)郷土の染色I四国・九州地方.染色と生活 13: 17-29.染色と生活社/茂野幽考(1976)奄美染色考.染色と生活 13: 98-101.染色と生活社/茂野幽考(1978)奄美の染料植物.大島紬の染と織,p.42-51.奄美文化研究所/税所宏信(2001)奄美大島におけるシャリンバイ人工林の成育状況.鹿児島県林業試験場研究報告6号 p.21-30.鹿児島県林業試験場/龍郷町誌歴史編さん委員会(1988)旧藩時代の生活.龍郷町誌歴史編,p.234-243.鹿児島県大島郡龍郷町/藤本滋生(1981)本邦に自生する植物の澱粉に関する研究 (第3報) アラカシ, スダジイ, ソテツ, イチョウ,シャリンバイ, ビワの澱粉について.澱粉科学28: 180-187.日本応用糖質科学会/和田全弘・竹田晋也・渡辺弘之(1993)地場産業と結びついた林産物生産ー大島紬と染色原料シャリンバイの生産を事例としてー.日本林学会論文集104 :29-30.日本林学会/和田全弘・竹田晋也・渡辺弘之(1993)地域の特用林産物を利用した地場産業の振興--奄美群島における大島紬と染色原料シャリンバイの生産を事例として.京都大学農学部演習林報告 65:238-250.京都大学農学部