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野生植物
整理番号 28495
和名 エビスグサ
別名
学名 Cassia obtusifolia L.
別学名
科名 マメ
別科名
方言名 タイワンチャ(奄美大島)、チヤーマミ(沖永良部島、与論島)、ハブソウ(沖永良部島)、ハブチャ(奄美群島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 栽培、逸出
民間療法 炒った種子の煎汁は緩下効果があり、便秘、整腸、利尿に服用する。その他、強壮剤、口内炎、二日酔い、高血圧症、虫さされに用いる。
生薬名 決明子(種子)
その他の成分利用 黄色染料に用いる。
有用・有毒成分 葉は、アントラキノン誘導体のエモジン、クリソファノール、オブツシフォリン等、ケンフェロール3-グルコシドを含む。種子は、クリソファール、フィスチオン、オブツシフォリン、エモジンなどのアントラキン誘導体とその配糖体を含む。
食用 ハブ茶の原料に種子を利用する。葉は野菜に適する。乾燥した緑の葉は飲料にする。
加工利用
植栽利用・観賞利用 緑肥に用いる。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./前田光康(1990)沖縄の民間療法と薬草.医聖社./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/吉川敏男(1998)入門沖縄の薬草.ニライ社./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館./近藤典生・湯浅浩史(1989)マメ科資源植物便覧.内田老鶴圃.