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野生植物
整理番号 30400
和名 ムラサキカタバミ
別名
学名 Oxalis corymbosa DC.
別学名 Oxalis martiana Zucc.; Oxalis debilis ssp. corymbosa Kunth (DC.) Lourteig
科名 カタバミ
別科名
方言名 イネクサ、イネグサ、スミレ、ヤワタソー(奄美大島)、ナゼクサ(奄美大島、徳之島)、ヤハタグサ、ヤハタグサー(沖永良部島)、ヤハタソウ(奄美群島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 帰化
民間療法 粘膜炎症に薬効があり、うがい薬とする他、悪性熱の解熱や壊血病にも用いる。与論島では胃腸病に、喜界島では家畜の病気に用いる。
生薬名
その他の成分利用
有用・有毒成分 全草にシュウ酸を含む。
食用 シュウ酸を含むので、家畜は中毒を起こす。
加工利用
植栽利用・観賞利用 花壇、地被植物に用いる。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/東四郎・阿部美紀子・緒方信一・飛田洋・横田和登(1976)薩南諸島における伝承的薬用及び毒性植物調査報告そのII.奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島.鹿児島大学理学部紀要(地学・生物学)9:129-150./内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./竹松哲夫・一前宣正(1993)世界の雑草(2)-離弁花類-.全国農村教育協会./安藤敏夫・小笠原亮・森弦一(2001)日本花名鑑(1)2001-2002.アボック社./清水矩宏・宮崎茂・森田弘彦・廣田伸七(2005)牧草・毒草・雑草図鑑.畜産技術協会.