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野生植物
整理番号 35080
和名 コバンモチ
別名
学名 Elaeocarpus japonicus S. & Z.
別学名 Elaeocarpus kobanmochi Koidz.,
科名 ホルトノキ
別科名
方言名 シアック、シラカシ、ジラカシ、シラチグ、シラツィグ、シラテク、ツンギィ(奄美大島)、シラチグィ(徳之島)、シラツグ(奄美大島、沖永良部島)、チンギ(喜界島、奄美大島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 本州(近畿)以西
民間療法 樹皮を、家畜の腸内駆虫薬に用いる。奄美大島では、陰干しした樹皮を、腎臓病、十二指腸の病気に煎服する。
生薬名
その他の成分利用
有用・有毒成分
食用 果実を食用にする。
加工利用 白い木材を、器具、木工、砂糖樽、しいたけ台木に用いる。
植栽利用・観賞利用 庭園樹に用いる。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/東四郎・阿部美紀子・緒方信一・飛田洋・横田和登(1976)薩南諸島における伝承的薬用及び毒性植物調査報告そのII.奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島.鹿児島大学理学部紀要(地学・生物学)9:129-150./内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./林弥栄(1985)山渓カラー名鑑日本の樹木.山と渓谷社./大迫靖雄・東裕教・千代田省蔵(1982)奄美地方の広葉樹材に関する研究(I).熊本大学教育学部紀要. 自然科学 31:93-104.熊本大学教育学部/藤田晋輔 (1990)奄美大島に生育する広葉樹材の材質特性と用途(2)シラツグおよびムツナラビ材について .鹿児島大学農学部演習林報告18:11-19.鹿児島大学農学部/藤田晋輔(1988)奄美大島を含む南九州地域に生育する広葉樹材の有効利用に関する研究.科学研究費補助金データベース.国立情報学研究所