野生植物
| 整理番号 | 35450 | 
|---|---|
| 和名 | キンゴジカ | 
| 別名 | - | 
| 学名 | Sida rhombifolia L. | 
| 別学名 | - | 
| 科名 | アオイ | 
| 別科名 | - | 
| 方言名 | - | 
| 法令指定・レッドデータブック掲載 | - | 
| 分布 | 帰化 | 
| 民間療法 | 葉を茶剤または煎剤として、強壮、強心、下熱、下痢止め、消化促進、肺カタルに用い、湿布またはハップとして腫れ物、潰瘍に用いる。全草はその他、できもの、疥癬、淋病、風邪、解熱、瘀血(おけつ)、解毒に用いる。 | 
| 生薬名 | - | 
| その他の成分利用 | - | 
| 有用・有毒成分 | 根は、β-フェネチルアミン、N-メチル-β-フェネチルアミン、S-(+)-Nb-メチルトリプトファン メチルエステル、バシシノール、バシシオン、バシシン、コリン、ヒパポリン メチルエステル、ヒパポリン、ベタインを含む。茎葉は、アルカロイドのβ-フェネチルアミン、N-メチル-β-フェネチルアミン、バシシノール、バシシノン、バシシン、コリン、ベタイン、エフェドリン、ψ-エフェドリンを含む。葉は、アミノ酸のリジン、ヒスチジン、アルギニン、グルタミン、アラニン、バリン、フェニルアラニン、ロイシン、アスパラギン酸、グリシン、セリン、トレオニン、チロシン、脂肪酸のミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、ステロールのコレステロールを含む。種子は、脂肪酸のリノール酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アラキジン酸、マルバリン酸、ステルクリン酸、ラウリン酸を含む。地上部は、n-アルカン、長鎖アルコール、ステロールを含む。 | 
| 食用 | 茶の代用にする。飼料価値が検討されている。 | 
| 加工利用 | 丈夫で光沢のある繊維を麻の代用にし、織物や製紙原料に用いる。 | 
| 植栽利用・観賞利用 | - | 
| 参考文献 | 初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./村上孝夫・許田倉園(1991)中国有用植物図鑑.廣川書店./竹松哲夫・一前宣正(1993)世界の雑草(2)-離弁花類-.全国農村教育協会. |