データ詳細表示
野生植物
整理番号 37650
和名 バンジロウ
別名 グアバ
学名 Psidium guajava L.
別学名
科名 フトモモ
別科名 テンニンクワ
方言名 ナイザクロ、バンシロー、マンシロ(喜界島)、バッシロ(沖永良部島)、バンシル(奄美大島、沖永良部島、与論島)、バンジル、バンシルイ(与論島)、バンシロ(奄美大島、沖永良部島)、バンジロ、パンシロ(奄美大島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 栽培、逸出
民間療法 果実は、収斂止瀉、消炎止血の作用があり、急性または慢性腸炎、赤痢、消化不良性下痢、潰瘍の洗浄、口中のうがい薬、腰気に用いるほか、健胃、食欲不振に用いる。打撲傷には、新鮮な葉をつぶして外用する。葉を利用したお茶は高血圧に有効とされる。与論島では枝を胃腸病に煎服。果実の生食や、葉のお茶の飲用は、美容や健康に用いる。
生薬名 番石榴(果実)
その他の成分利用 樹皮、根皮を染料に用いる。
有用・有毒成分 根は、アルジュノリン酸、糖類のL-アラビノースL-ラムノース、D-ガラクトース、揮発性物質のシス-3-ヘキセン-ol、ヘキサノール、メチルベンゾエート、β-フェニルアセテート、ミルチルシナメート、テルペン、テルペンアルコール、β-シトステロール、クエルセチン、レウコシアニジン、ガーリック酸、タンニン2,3,4-トリガロイル-6-(m-トリガリル)グルコースを含む。葉は、精油のシス-プロピルビニルカルビノール、ヘクセノール、ヘクサナール、ナルイン酸メチル、β-フェニルエチル、ケイヒ酸メチル、ナルイン酸メチル、β-酢酸フェニルエチル、ケイヒ酸メチル、数種のテルペノール、ロイコシアジン、アムリトサイド、クラテドール酸、樹脂、リンゴ酸、揮発性油のEtOH、PrOH、α-ピネン、β-ピネン、ィモネン、メンソール、α-テルペニルアセテート、ロンギシクレン、カリオフィレン、β-ビスアボレン、カリオフィランオキサイド、β-シトステロール、マンノース、ショ糖、マスリニック酸、2α-ヒドロキシウルソリック酸、イソストリクチニン、ストリクチニン、ペダンクラギン、カロチノイドのβ-カロテン、ζ-カロテン、γ-カロテン、ゼイノキサンチン、リコペン、5,6,5',6'-ジエポキシ-β-カロテン、ビタミンA、ビタミンC、タンニンのグワビンA、C、Dを含む。種子は、脂肪酸のリノール酸、パルミチック酸、オレイン酸、ステアリン酸、グルコール酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、クエン酸、フマル酸、糖類のフルクトース、グルコース、ショ糖を含む。果皮は、精油のカリオフィレン、α-ピネン、アロマデンドレン、リモネン、β-ビサボレン、カリポヒレンオキサイド、α-コパエン、α-フムレン、δ-カジネン、アルクルスメン、1,8-シネオール、γ-ムウロレン、カラメネン、カンフェン、β-ピネン、ミルセン、p-クメン、α-テルピネオール、ヘクス-3-en-l-yl アセテート、シス-β-オシメン、ヘキシルアセテートを含む。
食用 果実は生食、ジュース、ジャムに利用する。葉を飼料に利用する。
加工利用
植栽利用・観賞利用
参考文献 初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/東四郎・阿部美紀子・緒方信一・飛田洋・横田和登(1976)薩南諸島における伝承的薬用及び毒性植物調査報告そのII.奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島.鹿児島大学理学部紀要(地学・生物学)9:129-150./内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./鹿児島県薬剤師会(2002)薬草の詩-自然とのふれあいをもとめて-.南方新社./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館./安藤敏夫・小笠原亮・森弦一(2002)日本花名鑑(2).アボック社.