野生植物
| 整理番号 | 39290 |
|---|---|
| 和名 | ツボクサ |
| 別名 | － |
| 学名 | Centella asiatica Urb. |
| 別学名 | － |
| 科名 | セリ |
| 別科名 | － |
| 方言名 | オーム、オービラクサ、サービラクサ、シヤービラクサ（沖永良部島）、チブンクサ（与論島）、ツバシャグサ、ミハジキ（奄美大島） |
| 法令指定・レッドデータブック掲載 | － |
| 分布 | 本州（関東）以西 |
| 民間療法 | 全草に、強壮、解毒、止血、利尿、興奮、浄血、麻酔の作用があり、皮膚病、ひぜん、梅毒、るいれき、血腫、静脈瘤、蜂巣組織炎、リウマチ、咳、風邪、結石に用る。単独または他の生薬と配合して、下痢腹痛、黄疸、吐血、外傷の出血、食中毒に煎服し、搗き汁を外傷や疥癬に外用する。 |
| 生薬名 | 積雪草（全草） |
| その他の成分利用 | － |
| 有用・有毒成分 | 全草は、α-アミリン型トリテルペノイドのアジアチコシド、ブラーモシド、サンクニサイド、メソイノシトール、センテロース、ヘテロシドのアジアチケ－トof 0-α-1-ラムノピラノシル-(1→4)-0-β-D-グルコピラノシル-(1→6)-0-β-D-グルコピラノース、メチルサンクネート、メチルアジアテート、メチルイソサンクネート、蝋、カロチノイド、クロロフィルl、サポゲニン、フラボノイドのケンフェロール、ケルセチン、アミノ酸、フラボノール、脂肪酸、アルカロイドのヒドロコチリン、糖類、トリテルペンのアジアチック酸、アジアチコシド、マデガスカリック酸、マデカシック酸、苦味物質のヴェラリンを含む。 |
| 食用 | 若い穂や葉を、サラダなどの食用にする。 |
| 加工利用 | － |
| 植栽利用・観賞利用 | － |
| 参考文献 | 海中公園センター（1968）海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書．鹿児島県．／初島住彦（1986）改訂鹿児島県植物目録．鹿児島植物同好会．／堀田満（1989）世界有用植物事典．平凡社．／天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集．新星図書出版／大野隼夫（1995）奄美諸島植物方言集．奄美文化財団／橋本吾郎（1996）ブラジル産薬用植物事典．アボック社．／三橋博（1988）原色牧野和漢薬草大図鑑．北隆館．／竹松哲夫・一前宣正（1993）世界の雑草(2)－離弁花類－．全国農村教育協会．／アンドリュー・シェヴァリエ（2000）世界薬用百科事典．誠文堂新光社． |