奄美群島は亜熱帯性気候のもと、太古の時代に大陸や日本列島から隔絶され、動植物が独自の進化を遂げてきた地域です。生物の多様性も高く、奄美群島には日本全土の約35%にあたる約1600種の維管束植物が分布しています。
 また、島野菜や山野草を使った伝統料理、ソテツ味噌や黒糖焼酎などの発酵・醸造食品は、島の風土と歴史の中で生きる知恵が集積して生まれたものです。奄美群島から長寿世界一が2名輩出された背景として、多くの植物に薬効を見出し、日常の食生活に取り入れてきた効果等も注目されています。
 このような奄美群島の特徴ある生物資源を、医薬・食品・醸造・発酵等の分野と結びつけて産業の振興をはかるため、国土交通省「平成17年度奄美群島生物資源等の産業化・ネットワーク化調査」において、「奄美群島生物資源データベース」を作成しました。
在来作物・果樹の解説
在来作物・果樹
微生物の解説
微生物
生物資源の収集・保存機関
生物資源の収集・保存機関(植物)の解説
生物資源の収集・保存機関(微生物)の解説
参考になる文献一覧の解説
参考になる文献一覧

注).解説ボタン をクリックすると、ボタン左側の項目の解説・注意点などが表示されます。