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 このデータベースの記述は文献をもとに有用性に関する様々な情報を簡単に要約して記述したものです。各種の詳細や利用方法については必ず参考文献や専門書をご確認下さい。薬用を考えておられる方は医師や薬剤師などの専門の方にご相談の上で用いてください。生薬などの取り扱いに関しては、薬事法などの対象になるものも含まれておりますので、ご注意下さい。
野生植物[食用で利用されている種]
の行です
あ かさたなはまやらわ
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和名(表示順) 学名 科名 食用
アオウキクサ Lemna aoukikusa Beppu & Murata ウキクサ 水鳥や草食性魚類の餌になる。
アオゲイトウ Amaranthus retroflexus L. ヒユ 種子は重要な食物だった。人にアレルギーを引き起こすという報告がある。飼料価値が高く嗜好性も良いが、生育が進むと硝酸塩が集積し、有毒になる。
アオノクマタケラン Alpinia intermedia Gagnep. ショウガ 種子を、香辛料に用いる。
アオノリュウゼツラン Agave americana L. リュウゼツラン メキシコでは発酵酒用の糖汁液を採取する。
アカギ Bischofia javanica Bl. トウダイグサ 果実は渋いが、若葉とともに食用にする。
アキグミ Elaeagnus umbellata Thunb. グミ 果実を生食や果実酒に利用する。新芽からアサドリ茶をつくる。
アキノノゲシ Lactuca indica L. キク 葉や若芽を食用にする。青汁原料にする。ウサギの飼料にする。
アキノワスレグサ Hemerocallis fulva var. sempervirens M. Hotta ユリ 花を酢の物にする。
アキメヒシバ Digitaria violascens Link イネ 牧草にする。
アコウ Ficus superba var. japonica Miq. クワ 熟した果嚢を食用にする。
アゼガヤ Leptochloa chinensis Nees イネ 良質の飼料になる。
アダン Pandanus tectorius Soland. ex Parkins タコノキ 果実は食べられるが、うまくはない。フィリピンでは新米の香りつけに米飯にいれて焚く。
アデク Syzygium buxifolium Hook. & Arn. フトモモ 熟した果実は、食べられる。
アブラギリ Aleurites cordata R. Br. トウダイグサ 毒性があるので食用にならない。
アフリカヒゲシバ Chloris gayana Kunth イネ 多くの品種を含み、牧草に用いる。
アマクサギ Clerodendrum trichotomum var. yakusimense Ohwi クマツヅラ 若葉は茹でて食用する。山羊が好み、家畜の飼料に利用する。
アマシバ Symplocos microcalyx Hay. ハイノキ 葉を噛むと甘みがある。
アマチャヅル Gynostemma pentaphyllum Mak. ウリ 若芽を野菜にする。乾燥品をアマチャの代用に煎服する。
アマモ Zostera marina L. アマモ 根茎や若芽に甘味があり食用にする。
アメリカスズメノヒエ Paspalum notatum Flügge イネ 改良品種を含み、牧草に用いる。
アレチマツヨイグサ Oenothera parviflora L. アカバナ 若い根や、全草を食用にする。
イシカグマ Microlepia strigosa Presl コバノイシカグマ 山羊は好んで食べる。
イタビカズラ Ficus oxyphylla Miq. クワ 果実を食用にする。
イチビ Abutilon theophrasti Medic. アオイ 羊にのみ飼料価値が認められている。
イトバショウ Musa liukiuensis Mak. バショウ 果実はまずいが食べられる。
イヌガラシ Rorippa indica Hochr. アブラナ 食用にする。
イヌジシャ Cordia dichotoma Forst. f. ムラサキ 熟した甘い果実は食用となり、若い果実は野菜として利用する。
イヌタデ Persicaria longiseta Kitagawa タデ 茹でて水にさらした若葉を食用にする。
イヌビエ Echinochloa crus-galli P. Beauv. イネ 家畜の飼料にする。
イヌビユ Amaranthus lividus L. ヒユ 若菜を食用にする。
イヌビワ Ficus erecta Thunb. クワ 黒く熟した雌花の果嚢や若芽を食用にする。葉を飼料にする。
イヌホオズキ Solanum nigrum L. ナス 若芽や黒熟した果実を食用にする。
イヌマキ Podocarpus macrophyllus D. Don マキ 果托のみ生食する。種子は有毒である。
イバラモ Najas marina L. イバラモ 家禽の餌に用いる。
イボクサ Murdannia keisak Handel-Mazz. ツユクサ 食用にする。
イワタイゲキ Euphorbia jolkinii Boiss. トウダイグサ 誤食すると、咽喉膨張、充血、嘔吐、下痢などを起こす。
イワダレソウ Lippia nodiflora Michx. クマツヅラ 茶に利用する。
イワヒメワラビ Hypolepis punctata Mett. コバノイシカグマ 若芽を食用にする。
インドヨメナ Aster indicus L. キク 食べられるが習慣はない。
ウキクサ Spirodela polyrhiza Schleid. ウキクサ 家畜や魚の飼料にする。
ウシハコベ Stellaria aquatica Scop. ナデシコ 新芽を食用にする。
ウスベニニガナ Emilia sonchifolia DC. キク 若い草を食用にする。
ウマゴヤシ Medicago polymorpha L. マメ 若葉は食用にする。家畜の飼料や干草に用いる。
ウマノミツバ Sanicula chinensis Bunge セリ ゆでてさらして食用にする。
ウラジロエノキ Trema orientalis Bl. ニレ 若芽を食用にする。
ウラジロガシ Quercus salicina Bl. ブナ 実を食用にする。
エノキグサ Acalypha australis L. トウダイグサ まれに食用にする。
エノコログサ Setaria viridis P. Beauv. イネ 牧草利用が検討されている。
エビスグサ Cassia obtusifolia L. マメ ハブ茶の原料に種子を利用する。葉は野菜に適する。乾燥した緑の葉は飲料にする。
エビヅル Vitis ficifoli var. lobata Nakai ブドウ 果実を生または加熱して利用する。
エビモ Potamogeton crispus L. ヒルムシロ 家畜や魚の餌に利用する。
オイランアザミ Cirsium spinosum Kitam. キク 葉軸や根茎を加熱して利用する。
オオアブラガヤ Scirpus ternatanus Reinw. カヤツリグサ 果実を食用にする。
オオアレチノギク Conyza sumatrensis Walker キク 若い部分を食用にする。
オオイタビ Ficus pumila L. クワ 奄美大島では食用にする。
オオオナモミ Xanthium occidentale Bertoloni キク 子葉期に食べた家畜は中毒を起こす。
オオツメクサ Spergula arvensis var. sativa Koch ナデシコ 北ヨーロッパで飢饉時に種子を食用にした。ヨーロッパでは家畜飼料用の変種を含み、牧草に利用する。
オオバゲッキツ Murraya koenigii Spreng. ミカン インド料理で香辛料にする。
オオバコ Plantago asiatica L. オオバコ 若葉をてんぷらなど加熱して利用する。牛、羊の飼料に利用する。
オオバボンテンカ Urena lobata L. アオイ 葉を、食用や飼料にする。
オオミズオオバコ Ottelia alismoides Pers. トチカガミ 葉や果実を食用にする。
オオミツバタヌキマメ Crotalaria pallida Ait. マメ 半熟の種子を、毒抜きして食用にする。種子はコーヒーの代用にする。葉や茎は飼料になる。
オオヤブツルアズキ Vigna reflexopilosa Hay. マメ 飼料に用いる。
オガサワラスズメノヒエ Paspalum conjugatum Berg. イネ 生育初期には飼料にするが、種子は家畜が食べると喉に付き窒息することがある。
オカヒジキ Salsola komarovii Iljin アカザ 若い茎葉を軽く加熱して利用する。乾燥品をお茶の代用にする。
オキナワジイ Castanopsis cuspidata var. lutchuensis H. Ohba ブナ 果実は渋みがなく食用にする。
オキナワスズメウリ Diplocyclos palmatus C. Jeffrey ウリ 若芽を食用にする。根や果実は有毒である。
オギノツメ Hygrophila salicifolia Nees キツネノマゴ 若葉や芽を食用にする。
オトギリソウ Hypericum erectum Thunb. オトギリソウ 家畜(特に牛)が食べて、日光にあたると皮膚炎を起こす。
オトコヨモギ Artemisia japonica Thunb. キク 若芽を食用にする。
オナモミ Xanthium strumarium L. キク 若葉や蒸した種子を、食用にする。子葉期に家畜が食べると中毒を起こす。
オニタビラコ Youngia japonica DC. キク 若菜を食用にする。家畜の飼料にする。
オヒシバ Eleusine indica Gaerth イネ 海外では時に食用にする。乾草やサイレージに用いる。生植物は家畜に有害である。
オモダカ Sagittaria trifolia L. オモダカ 食用のクワイの原種である。
オランダガラシ Nasturtium officinale R. Br. アブラナ 若葉や若い茎を生または加熱して食用にする。
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