| アオウキクサ |
Lemna aoukikusa Beppu & Murata |
ウキクサ |
水鳥や草食性魚類の餌になる。 |
| アオゲイトウ |
Amaranthus retroflexus L. |
ヒユ |
種子は重要な食物だった。人にアレルギーを引き起こすという報告がある。飼料価値が高く嗜好性も良いが、生育が進むと硝酸塩が集積し、有毒になる。 |
| アオノクマタケラン |
Alpinia intermedia Gagnep. |
ショウガ |
種子を、香辛料に用いる。 |
| アオノリュウゼツラン |
Agave americana L. |
リュウゼツラン |
メキシコでは発酵酒用の糖汁液を採取する。 |
| アカギ |
Bischofia javanica Bl. |
トウダイグサ |
果実は渋いが、若葉とともに食用にする。 |
| アキグミ |
Elaeagnus umbellata Thunb. |
グミ |
果実を生食や果実酒に利用する。新芽からアサドリ茶をつくる。 |
| アキノノゲシ |
Lactuca indica L. |
キク |
葉や若芽を食用にする。青汁原料にする。ウサギの飼料にする。 |
| アキノワスレグサ |
Hemerocallis fulva var. sempervirens M. Hotta |
ユリ |
花を酢の物にする。 |
| アキメヒシバ |
Digitaria violascens Link |
イネ |
牧草にする。 |
| アコウ |
Ficus superba var. japonica Miq. |
クワ |
熟した果嚢を食用にする。 |
| アゼガヤ |
Leptochloa chinensis Nees |
イネ |
良質の飼料になる。 |
| アダン |
Pandanus tectorius Soland. ex Parkins |
タコノキ |
果実は食べられるが、うまくはない。フィリピンでは新米の香りつけに米飯にいれて焚く。 |
| アデク |
Syzygium buxifolium Hook. & Arn. |
フトモモ |
熟した果実は、食べられる。 |
| アブラギリ |
Aleurites cordata R. Br. |
トウダイグサ |
毒性があるので食用にならない。 |
| アフリカヒゲシバ |
Chloris gayana Kunth |
イネ |
多くの品種を含み、牧草に用いる。 |
| アマクサギ |
Clerodendrum trichotomum var. yakusimense Ohwi |
クマツヅラ |
若葉は茹でて食用する。山羊が好み、家畜の飼料に利用する。 |
| アマシバ |
Symplocos microcalyx Hay. |
ハイノキ |
葉を噛むと甘みがある。 |
| アマチャヅル |
Gynostemma pentaphyllum Mak. |
ウリ |
若芽を野菜にする。乾燥品をアマチャの代用に煎服する。 |
| アマモ |
Zostera marina L. |
アマモ |
根茎や若芽に甘味があり食用にする。 |
| アメリカスズメノヒエ |
Paspalum notatum Flügge |
イネ |
改良品種を含み、牧草に用いる。 |
| アレチマツヨイグサ |
Oenothera parviflora L. |
アカバナ |
若い根や、全草を食用にする。 |
| イシカグマ |
Microlepia strigosa Presl |
コバノイシカグマ |
山羊は好んで食べる。 |
| イタビカズラ |
Ficus oxyphylla Miq. |
クワ |
果実を食用にする。 |
| イチビ |
Abutilon theophrasti Medic. |
アオイ |
羊にのみ飼料価値が認められている。 |
| イトバショウ |
Musa liukiuensis Mak. |
バショウ |
果実はまずいが食べられる。 |
| イヌガラシ |
Rorippa indica Hochr. |
アブラナ |
食用にする。 |
| イヌジシャ |
Cordia dichotoma Forst. f. |
ムラサキ |
熟した甘い果実は食用となり、若い果実は野菜として利用する。 |
| イヌタデ |
Persicaria longiseta Kitagawa |
タデ |
茹でて水にさらした若葉を食用にする。 |
| イヌビエ |
Echinochloa crus-galli P. Beauv. |
イネ |
家畜の飼料にする。 |
| イヌビユ |
Amaranthus lividus L. |
ヒユ |
若菜を食用にする。 |
| イヌビワ |
Ficus erecta Thunb. |
クワ |
黒く熟した雌花の果嚢や若芽を食用にする。葉を飼料にする。 |
| イヌホオズキ |
Solanum nigrum L. |
ナス |
若芽や黒熟した果実を食用にする。 |
| イヌマキ |
Podocarpus macrophyllus D. Don |
マキ |
果托のみ生食する。種子は有毒である。 |
| イバラモ |
Najas marina L. |
イバラモ |
家禽の餌に用いる。 |
| イボクサ |
Murdannia keisak Handel-Mazz. |
ツユクサ |
食用にする。 |
| イワタイゲキ |
Euphorbia jolkinii Boiss. |
トウダイグサ |
誤食すると、咽喉膨張、充血、嘔吐、下痢などを起こす。 |
| イワダレソウ |
Lippia nodiflora Michx. |
クマツヅラ |
茶に利用する。 |
| イワヒメワラビ |
Hypolepis punctata Mett. |
コバノイシカグマ |
若芽を食用にする。 |
| インドヨメナ |
Aster indicus L. |
キク |
食べられるが習慣はない。 |
| ウキクサ |
Spirodela polyrhiza Schleid. |
ウキクサ |
家畜や魚の飼料にする。 |
| ウシハコベ |
Stellaria aquatica Scop. |
ナデシコ |
新芽を食用にする。 |
| ウスベニニガナ |
Emilia sonchifolia DC. |
キク |
若い草を食用にする。 |
| ウマゴヤシ |
Medicago polymorpha L. |
マメ |
若葉は食用にする。家畜の飼料や干草に用いる。 |
| ウマノミツバ |
Sanicula chinensis Bunge |
セリ |
ゆでてさらして食用にする。 |
| ウラジロエノキ |
Trema orientalis Bl. |
ニレ |
若芽を食用にする。 |
| ウラジロガシ |
Quercus salicina Bl. |
ブナ |
実を食用にする。 |
| エノキグサ |
Acalypha australis L. |
トウダイグサ |
まれに食用にする。 |
| エノコログサ |
Setaria viridis P. Beauv. |
イネ |
牧草利用が検討されている。 |
| エビスグサ |
Cassia obtusifolia L. |
マメ |
ハブ茶の原料に種子を利用する。葉は野菜に適する。乾燥した緑の葉は飲料にする。 |
| エビヅル |
Vitis ficifoli var. lobata Nakai |
ブドウ |
果実を生または加熱して利用する。 |
| エビモ |
Potamogeton crispus L. |
ヒルムシロ |
家畜や魚の餌に利用する。 |
| オイランアザミ |
Cirsium spinosum Kitam. |
キク |
葉軸や根茎を加熱して利用する。 |
| オオアブラガヤ |
Scirpus ternatanus Reinw. |
カヤツリグサ |
果実を食用にする。 |
| オオアレチノギク |
Conyza sumatrensis Walker |
キク |
若い部分を食用にする。 |
| オオイタビ |
Ficus pumila L. |
クワ |
奄美大島では食用にする。 |
| オオオナモミ |
Xanthium occidentale Bertoloni |
キク |
子葉期に食べた家畜は中毒を起こす。 |
| オオツメクサ |
Spergula arvensis var. sativa Koch |
ナデシコ |
北ヨーロッパで飢饉時に種子を食用にした。ヨーロッパでは家畜飼料用の変種を含み、牧草に利用する。 |
| オオバゲッキツ |
Murraya koenigii Spreng. |
ミカン |
インド料理で香辛料にする。 |
| オオバコ |
Plantago asiatica L. |
オオバコ |
若葉をてんぷらなど加熱して利用する。牛、羊の飼料に利用する。 |
| オオバボンテンカ |
Urena lobata L. |
アオイ |
葉を、食用や飼料にする。 |
| オオミズオオバコ |
Ottelia alismoides Pers. |
トチカガミ |
葉や果実を食用にする。 |
| オオミツバタヌキマメ |
Crotalaria pallida Ait. |
マメ |
半熟の種子を、毒抜きして食用にする。種子はコーヒーの代用にする。葉や茎は飼料になる。 |
| オオヤブツルアズキ |
Vigna reflexopilosa Hay. |
マメ |
飼料に用いる。 |
| オガサワラスズメノヒエ |
Paspalum conjugatum Berg. |
イネ |
生育初期には飼料にするが、種子は家畜が食べると喉に付き窒息することがある。 |
| オカヒジキ |
Salsola komarovii Iljin |
アカザ |
若い茎葉を軽く加熱して利用する。乾燥品をお茶の代用にする。 |
| オキナワジイ |
Castanopsis cuspidata var. lutchuensis H. Ohba |
ブナ |
果実は渋みがなく食用にする。 |
| オキナワスズメウリ |
Diplocyclos palmatus C. Jeffrey |
ウリ |
若芽を食用にする。根や果実は有毒である。 |
| オギノツメ |
Hygrophila salicifolia Nees |
キツネノマゴ |
若葉や芽を食用にする。 |
| オトギリソウ |
Hypericum erectum Thunb. |
オトギリソウ |
家畜(特に牛)が食べて、日光にあたると皮膚炎を起こす。 |
| オトコヨモギ |
Artemisia japonica Thunb. |
キク |
若芽を食用にする。 |
| オナモミ |
Xanthium strumarium L. |
キク |
若葉や蒸した種子を、食用にする。子葉期に家畜が食べると中毒を起こす。 |
| オニタビラコ |
Youngia japonica DC. |
キク |
若菜を食用にする。家畜の飼料にする。 |
| オヒシバ |
Eleusine indica Gaerth |
イネ |
海外では時に食用にする。乾草やサイレージに用いる。生植物は家畜に有害である。 |
| オモダカ |
Sagittaria trifolia L. |
オモダカ |
食用のクワイの原種である。 |
| オランダガラシ |
Nasturtium officinale R. Br. |
アブラナ |
若葉や若い茎を生または加熱して食用にする。 |