野生植物［食用で利用されている種］（和名順）一覧表示

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野生植物［食用で利用されている種］

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和名（表示順）	学名	科名	食用

マコモ	Zizania latifolia Turcz.	イネ	黒穂菌が寄生して肥大した桿を食用にする。桿や葉は家畜や魚の良好な飼料になる。
マダケ	Phyllostachys bambusoides S. & Z.	イネ	筍を食用にする。
マツバゼリ	Apium leptophyllum F. Muell.	セリ	葉をサラダにする。家畜には有毒である。
マテバシイ	Lithocarpus edulis Rehd.	ブナ	果実を加熱して利用する。醸造酒の原料になる。
マメグンバイナズナ	Lepidium virginicum L.	アブラナ	若葉はサラダとし、香辛料とする。牧草としての検討がある。
マルバグミ	Elaeagnus macrophylla Thunb.	グミ	塩水に漬けて渋みを抜いた実を食用にするが、食べ過ぎると便秘になる。
マルバサツキ	Rhododendron eriocarpum Nakai.	ツツジ	家畜に有毒である。
マルバダケハギ	Alysicarpus nummularifolius DC.	マメ	牛が好む優良な牧草である。
マルバツユクサ	Commelina benghalensis L.	ツユクサ	葉を食用にする。
マルバノシャリンバイ	Rhaphiolepis umbellata var. integerrima R. Deut	バラ	与路島では山羊が食べる。奄美大島では実を食用にする。
ミズワラビ	Ceratopteris thalictroides Brongn.	ミズワラビ	食用にする。
ミソナオシ	Desmodium caudatum DC.	マメ	茎葉を味噌や漬物に入れて、わいた蛆を殺す。牧草にする。
ミツバ	Cryptotaenia japonica Haask.	セリ	新芽、若葉、根茎を軽く加熱して利用する。
ミツバノコマツナギ	Indigofera trifoliata L.	マメ	牧草に用いる。
ミドリハコベ	Stellaria neglecta Weihe	ナデシコ	若い茎や葉を食用にする。鳥の餌にする。
ミノゴメ	Beckmannia syzigachne Fernald	イネ	海岸湿地や塩湖で牧草に利用する。
ミミナグサ	Cerastium holosteoides var. angustifolium Mizushima	ナデシコ	若い苗は食用にする。
ミヤコグサ	Lotus corniculatus var. japonicus Regel	マメ	牧草に用いる。
ムクノキ	Aphananthe aspera Planch.	ニレ	甘い石果は食べられる。
ムクロジ	Sapindus mukorossi Gaertn.	ムクロジ	炒った種子を食用にする。
ムサシアブミ	Arisaema ringens Schott	サトイモ	喜界島では、根は家畜に毒とされる。
ムベ	Stauntonia hexaphylla Decne.	アケビ	甘い果実は生食できる。種子の油は食用になる。
ムラサキカタバミ	Oxalis corymbosa DC.	カタバミ	シュウ酸を含むので、家畜は中毒を起こす。
ムラサキツメクサ	Trifolium pratense L.	マメ	乾燥や生で食用にされる。牧草、干草、サイレージに用いる。
ムラサキヌスビトハギ	Desmodium purpureum Fawc. & Rendle	マメ	家畜が好み、自然更新で放牧に耐え、牧草、干草にする。
ムラサキムカシヨモギ	Vernonia cinerea Less.	キク	食用にする。飼料にする。
メダラ	Aralia elata var. subinermis Ohwi	ウコギ	若芽は代表的な山菜の一つだが、奄美群島では食べる習慣がない。
メドハギ	Lespedeza cuneata G. Don	マメ	痩地での生育に優れた牧草で、採草、放牧用に利用する。
メハジキ	Leonurus japonicus Houtt.	シソ	食用にする。
メヒシバ	Digitaria ciliaris Koel.	イネ	家畜飼料に用いる。
モウソウチク	Phyllostachys pubescens Mazel	イネ	筍を食用にする。
モクタチバナ	Ardisia sieboldii Miq.	ヤブコウジ	熟した果実は生で食用にする。皮を除いた未熟果実は救荒時に粥にした。
モチノキ	Ilex integra Thunb.	モチノキ	実は鳥が良く食べる。
モモタマナ	Terminalia catappa L.	シクンシ	果実は炒って食用にする。仁の油は、アーモンド油の代用になる。